マタニティマークはいつもらえる?使用するメリットとデメリットとは?

  • 妊活

街中や電車内で、マタニティマークを鞄などにつけている女性をみかけますよね。妊娠初期の妊産婦に対する配慮の必要性からマタニティマークは誕生しました。

しかしながら、現在では、反対に危険やトラブルを招くこともあるという事で、マタニティマークをあえてつけない妊産婦も増えています。今回は、マタニティマークのメリットやデメリット、もらえる場所などについてご紹介いたします。

歴史と目的

厚生労働省が「マタニティマーク」を制定したのは2006年のことです。外見からは見分けがつかない、妊娠初期の妊産婦の「電車で席に座れない」「たばこの煙が気になる」等の、課題の解決にむけて、国民運動計画「健やか親子21」推進検討会においてマタニティマークが作成されました。

また、交通機関、公共機関などが、マタニティマークを掲載し、取り組みや呼びかけを示すことで、社会全体で妊産婦へ優しい環境づくりを推進する目的もあります。

マタニティマークの入手方法

最も一般的なのは、自治体からの配布です。病院の診断で妊娠が確定し、お住まいの地域の役所へ妊娠届出書と必要書類を提出すると、母子手帳が交付されます。その際に、多くの自治体ではマタニティマークも一緒に配布します。

その他にも、各鉄道会社の窓口で配布をされていたり、雑誌の付録としてマタニティマークの小物がついていることがあります。

多くは無料での配布ですが、オリジナリティあふれるデザインのマタニティマークを求める場合は、ショップ等で購入する事も可能です。例えば、ディズニーのマタニティーマーク。

ディズニーマタニティマークの特徴

ディズニーのマタニティマークは、ミッキー、ミニーのキャラクターがデザインされており、日常のアクセサリーとしても楽しむことができます。これらのキャラクターが描かれたマークは、親しみやすさを増し、妊婦への思いやりを促進する効果が期待できます。

ディズニーのマタニティマークを使うメリット

ディズニーのマタニティマークは、ただ妊娠していることを周囲に伝えるだけでなく、ディズニーキャラクターの明るいイメージが妊娠中の心理的なサポートにもなります。また、公共の場で席を譲ってもらいやすくなるなど、周囲からの配慮を得やすくなります。

ディズニー マタニティマーク(マタニティサインホルダー)ミッキー/ミニー/ダンボ マスコットタグ 妊婦マーク 大きめ チャーム マタニティプレート プレママ マーク キーホルダー【Disneyzone】【送料無料】

価格:1260円
(2024/4/27 05:05時点)
感想(85件)

マタニティマークをつけるメリット

マタニティマークを使用するメリットは、周囲に妊娠していることを分かりやすく示すことができる、という点です。妊娠初期ではお腹が目立たないため、外見だけでは妊娠を認識されにくい場合があります。

マタニティマークを身につけることで、公共の場で席を譲ってもらう等の配慮を受けやすくなります。

また、緊急時における迅速な対応の促進も重要なメリットです。万が一、体調が悪くなったときや、事故に遭ったときに、周囲の人がマタニティマークを認識する事で、適切な対応をとることができます。

救急医療の現場でも、マタニティマークがあれば妊婦であることを即座に認識し、妊婦特有の治療や配慮が施されるため、母体と胎児の安全をより確実に守ることが可能になります。

マタニティマークをつけるデメリット

悲しい事ですが、マタニティマークをつけるデメリットも存在します。

「妊婦は走れない」という理由から、マタニティマークを付けている人を狙ったひったくり被害も相次いで報告されています。マタニティマークをつけているという事で、本当ならあわなくても良いはずの、嫌がらせや暴言・暴力を受けてしまう場合もあります。

マタニティマークをつけない理由として「加害されないように」という意見は、数多くきかれるようです。

また、公共の場で席を譲ってもらう事に対して

  • 席を譲ってもらえると思ってい
  • 妊婦だからって優先してもらえて当然だと思うな

などの、否定的な意見を聞く事もあります。体調的にはつらいけれど、世間の否定的な風潮を受けるきっかけになってしまうのであれば…と、あえて電車内ではマタニティマークを隠すといった意見もありました。

その他にも、不妊治療中の方や流産を経験した方にとっては、マタニティマークをつけた女性を見るのがつらい、という意見もあります。不妊治療を受け妊娠した人の中には「自分がマタニティマークを見てつらい時期があったから、妊娠できた今もマタニティマーク付けて歩くのに気が引ける」という意見を持つ人もいるようです。

現状と課題

これらの問題は、マタニティマークの本来の目的を誤解しているが故に起こってしまう事件です。交通機関で席を譲ってもらうためにつけている、妊娠中の幸せアピールなど、誤解をされてしまっていることが原因で生じるものです。

マタニティマークの本来の目的である「緊急時に周囲に妊娠中だと知らせるためのもの」であることを、正しく理解してもらうことが今後の課題といえるでしょう。

このような課題を改善するためには、学校教育や職場研修、公共キャンペーンを通じて、マタニティマークの意味と目的を広く伝え、社会全体でサポートする文化を育むことが大切です。

まとめ

妊娠中は、突然の体調不調にみまわれてしまう事もあります。緊急の対応が必要な時にマタニティマークは「妊娠中である」というサインを示すという、大切な役割を果たしてくれます。トラブルや悲しい思いをしないよう、カバンの内側に入れておくなど、持ち方を工夫して対応する事も必要かもしれません。

妊娠を望む全ての人が、幸せに過ごせる社会環境にしていきたいですね。

TakenakaYuki
サイト運営者

TakenakaYuki

一覧へ戻る

子宝に恵まれたいと思った方へ

子宝の神様 木村さん はご夫婦の願いを
成就させる神様です。

子宝絵馬奉納

安産絵馬奉納