不妊のチェックポイント|男性編
男性の不妊チェック
男性のプライドが邪魔をしてか、なかなか病院にいくことができないかとおもますが、まず家庭内でチェックできることがあります。
睾丸系の病気
精子をつくる睾丸や、精子の成熟の場である副睾丸の病気があると不妊症になることがあります。たとえば、おたふくかぜに合併する急性睾丸炎。睾丸が大きくはれて激痛を感じるもので、1~2週間で治癒しますが、後遺症として無精子症を伴うことがあります、また、尿道炎を併発する、急性副睾丸炎も治癒したあとで精子の通りがふさがれてしまい、無精子症を引き起こします。
高熱の出る病気
肺炎や腸チフス、デング熱、マラリア。これらの高熱がでる病気が不妊の原因になることもあります。
ヘルニアの手術や睾丸のケガ
腸管が腹腔の外へ脱出するのをヘルニアといいます。幼児期にヘルニアの手術で精管を誤ってくくってしまうと、将来不妊になることがあります。また、野球の試合中にボールが睾丸に当たる事故はよくありますが、これも不妊症を引き起こすことがあります。
性病の経験
淋病などの性行為感染症にかかったことがある場合、治療が不完全だと炎症が尿道から奥まで進み、精管が癒着したり、副睾丸炎から無精子症になることがあります。