母乳が出にくくなる │ 高齢出産の不安
高齢出産になると母乳が出にくくなるということは、よく言われていることです。統計上、35歳以上だと母乳哺育(ほいく)の達成率が低くなっていますが、これは母乳が出なかったのではなく、粉ミルクに早々と変えてしまったためだと思われます。実際に回りのお母さんたちの声を聞いても、夜中におっぱいを出すのは寒いという声などから、粉ミルクに変えてしまうという声を聞くこともあります。
年齢に関わらず、産前と産後に母乳の分泌を促すやり方を実践すれば、母乳は出てきます。母乳育児をスムーズに成功させるために必要な技術・知識・心が目を持った保健医療提供者によれば、母乳が本当にでないのは2万人に1人。哺乳類で産後に乳がでない動物はいません。母乳を出す準備をすればきちんとでるのです。母乳が出てこないのは、適切なケアを提供しなかった産院のシステムに問題があると思われます。
母乳のでかたには個人差はもちろんあります。ただ、ほとんどの女性は母乳だけで育児ができるのです。人間の赤ちゃんには人間の乳、私のお母さんも乳は出ていたし、私だって哺乳類。と楽観的に考えるのも重要です。