子宝の産み分け方法は?
男の子か女の子かは、精子と卵子のなかにある染色体の組合せに
よって決まります。この染色体は細胞が分裂して、精子、卵子ができると
既に決まっていて、その細胞の核の中にあります。
人間は細胞の中に23組、計46組の染色体を持っていて、そのなかの
ひと組が性を決定する染色体です。
男の子と女の子では、このひと組の性染色体の持ち方が違っていて
男の子はXとYの染色体をもつのに対し、女の子はXの染色体を2つ
持ちます。つまり、卵子がX精子と融合するとXYで男の子となります。
このような性の決定権が精子のほうにある性質をコントロールして
「男の子を産ませよう」という研究者が出てきました。
- 遠心分離法
「X染色体はY染色体よりも大きく重たいので、X精子はY精子より
重い。重さが違うならば、遠心分離機にかければ二分できる」という
考え方です。パーコール液で分離させたX精子を人工授精させると、
約80%の確率で女の子が産まれるという報告がありますが、
この方法は日本産婦人科学科で禁止されています。 - Ph変化法
X精子は酸性に強く、Y精子はアルカリ性に強い性質を活かした
方法です。SEX前に女性の膣にアルカリ清液を入れておいたところ
26人中23人が男の子だったという報告もあります。 - 電気泳動法
精子を+、-の電極間に泳がせるとX精子は陽極へ、Y精子は
陰極へ集まるとする考え方です。電気泳動によって 陽陰に分かれた
兎の精子を人工授精し、陽極に寄っていた精子から80%がメス、
陰極によっていた精子からは80% オスが生まれたという報告があります。
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