おりものの状態と妊娠の関係は?
女性の生殖能力とおりものには相関関係があります。特に重要なのは、排卵期のおりものの状態と持続日数です。
排卵日が近づくと、おりものは卵の白身のように透明で粘りの強いものにかわってきます。膣を潤わせて、精子を受け入れやすくするという目的があるとともに、卵胞の発育やホルモンの状態を知る目安にもなります。実際に排卵期のおりものの量があまりにも少なかったり、持続日数が短かったりするのは、卵胞の発育に問題性があり、このような場合には不妊状態になりやすいとわかっています。
排卵期のおりものの持続日数は人によってあるいは季節や体調によっても異なりますが、おおよそ月経の持続日数と同じくらいであれば、卵胞の発育や排卵には大きな問題はないといわれています。妊娠のためのSEXを考えるのであれば、おりものが多いタイミングを狙うのはいいかもしれません、ただ、人によっては排卵期のおりものが多いとは感じても、膣の中は十分に潤っているというケースもあります。
なお、排卵期以外のおりものは白色から黄色っぽいものが少し出るのが普通ですが、1日に何度も下着やナプキンを変えなくてはいけないような状態は体の余分な水分が多くなっていることが考えられます。水分が多いおりものが大量に続く時には、体が冷えて、妊娠しにくい状態になっていることもあります。いずれの場合も不妊に不利に働く可能性がありますので、一度産婦人科で見ていただいた方がいいでしょう。さらに、色やにおいが急に変わった。黄色いおりものが大量に出る。匂いがきつい、というような場合は性感染症などの病気の疑いがあります。きちんと産婦人科で診察を受けてください。
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